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【技術】小型で軽く名札ケースやポケットに入れて持ち運び日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計−産総研

1 :依頼27−287@pureφ ★:2012/02/19(日) 15:49:22.42 ID:???
日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計−小型で軽く名札ケースやポケットに入れて持ち運びできる−

ポイント
日常生活で携帯し数カ月の連続使用ができる警告機能付きの小型放射線積算線量計
パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる
無線チップを組み込むことで効率的な全量較正の実現に展開可能

概要
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)計測フロンティア研究部門【研究
部門長 大久保 雅隆】鈴木 良一 副研究部門長 兼 極微欠陥評価研究グループ 研究グループ長、集積マイクロシス
テム研究センター【研究センター長 前田 龍太郎】伊藤 寿浩 副研究センター長 兼 ネットワークMEMS研究チーム 研究
チーム長、先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】市川 直樹 副研究部門長は、産総研所内プロジェクト
「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」において、小型で軽く、名札ケースやポケットに入れて
持ち運びでき、長期間の連続使用が可能な放射線積算線量計を開発した。

 この放射線線量計開発は産総研のカーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動X線源開発の小型化・省エネ化技術を
応用したものである。今回開発した放射線積算線量計を用いることで、パソコンなどを通して、日々、個人の放射線
被ばく量を知ることができる。放射線量の高い場所を避けることなどによる個人の被ばく量の低減が可能となり、ひいては、
住民の安全性向上への貢献が期待できる。

 この開発の詳細は、平成24年2月15日〜2月17日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるnano tech
2012 第11回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議の産総研ブース特別展示「震災に立ち向かうナノテクノロジー」の
一環として発表される。

http://www.youtube.com/watch?v=bSIq2Dol6XU&feature=player_embedded
日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120213/photo.jpg
開発した小型放射線積算線量計(左、中央)と比較のためのSDメモリーカード(右)

開発の社会的背景
 平成23年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所での事故は、福島県を中心に放射性物質を
広範な地域に拡散させた。拡散の状況は、風向きや天候の状態のほか、枯れた落ち葉が堆積する、あるいは雨水が溜まり
やすいなどの地形的な影響により異なるため、局所的に放射線量の高い場所が存在することなどが特徴としてあげられる。
このことから、各個人(特に児童・生徒)がどの程度の放射線被ばくを受けているか、生活の中でどのような場合に被ばく量が
高いのかを知りたいという要望が高まっている。

 個人用の放射線線量計を一人一人が携帯し、日々の放射線被ばく量を自宅などで手軽に知り把握することができれば、
不要な放射線被ばくを避けることが可能となる。特に被ばく量を最小限に止めたい児童・生徒が携帯できる、装着負担の
少ない小型放射線線量計の開発が緊急に求められている。

研究の経緯
 個人用放射線線量計の早急な実用化のため、産総研全体の研究ポテンシャルを結集した産総研所内プロジェクト
「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」を立ち上げ、研究開発を遂行している。

 今回、産総研所内プロジェクトにおいて、小型、低消費電力で、一定時間ごとの線量を記録でき、高線量下ではLEDや
ブザーによる警告機能を持つ、量産可能な小型放射線積算線量計を開発した。これは産総研がカーボンナノ構造体を
用いた乾電池駆動可搬型X線源の開発(2009年3月19日 産総研プレス発表)で培ってきた小型化・省エネ化技術を放射
線線量計開発に応用したものである。

研究の内容
 開発した放射線積算線量計の本体部はSDメモリーカードよりも小さく、3 Vのボタン電池1個で駆動する(図1)。この本体
部に電池やブザーを付けてケースに入れた放射線積算線量計(重量10〜20 g)を試作した(図2)。これらの放射線積算
線量計を、図3のように名札ケースに入れたり、あるいは衣服のポケットなどに入れて携帯し、放射線線量を計測・記録する
ことができる。

独立行政法人産業技術総合研究所プレスリリース 2012年2月13日
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120213/pr20120213.html

>>2辺りに続く

総レス数 24
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